パリカ 黒禰

巷で評判のパリカ!発売年はスルー決め込んでたらわりと色んなゲーマーさんに評判良くて、ついに買った。それが去年の話で、新作ラッシュとかで時間なくて積んでました(言い訳)

初回の黒禰感想、予想以上に長くなってしまったので忘備録として残します。

 

 

※ ここからねたばれしてます!

 

f:id:amedamachan:20210209004917p:plain

初っ端からこっちに全然興味持ってくれないし煙たがられてるしすでにもうラブだった(早い)

協力者に選んだけど全然協力する気配すら感じられない。もう来なくていいよ、まで言われてしまうからね。お察しの通りヒロインに興味ない男性癖だから俄然ブチ上がっちゃったな♬

黒禰がヒロインに冷たくするのは、透京出身の人間だから。
無関心より嫌悪感抱かれてるほうが本心聞きやすいって憂漣言っててなるほどな!とおもった。会話してくれるだけ黒禰は優しい(ガバガバ判定)

話したくない、鬱陶しい、いろいろ言われるけど、めげないハイリちゃんつよつよヒロインで愛した。こういうカプは得てして最高なんですよ。すでに推しカプの予感を匂わせていた。

「透京の呪いで死ぬ人間なんてーー好きじゃない」

ほらな〜〜〜この一言に黒禰の優しさ詰まってるじゃん。どれだけ拒絶を繰り返してきても優しさ垣間見えた瞬間に、水の中で潜っていてようやく息継ぎができたかのようなそんな快感に見舞われます。

お菓子作りが趣味な黒禰かわいい。
黒禰が作ったタルトタタン食べたい。話をしようも「アンタと話すことはない」とかピシャリ言われてしまうので一向に仲良くなれそうにない。最初から好意向けられてるよりよっぽど楽しいルートなんだよな〜〜わたしにとって!

なんとか協力関係にまでこぎつけるけど、利害関係みたいなもので、必要最低限の話しかせずにすぐに帰宅の流れだった。なんとか1日1個までの質問を許されるようになります。すごい進歩だよ👏👏

図書館で黒禰の記事を見つけ、それについて聞こうとしたら詮索するな、とまたもや拒絶。「俺のことなんか放っておいて」って言いながら寂しそうな顔する黒禰、放っておけるわけないやん・・・・って血涙流した。

黒禰に嫌いと告げられて「じゃあ克服してください!」と野菜嫌いを克服するようにまくしたてるハイリにとうとう耐え切れらなくなった黒禰が、馬鹿じゃないのって花のように笑う。心がぽかぽかした。永遠にこの陽だまりの中にいたい、そんなきもちだった。

せっかく心が近づいたとおもったのに、晩歌のことををカリガネから聴かされて、その途中で現れた黒禰に「俺が今後、透京の人間と仲良くする日は一生来ない」と言われてしまう。でもそう言い放った黒禰がいちばん傷ついた顔するんだよ;;;

でも、どんなに突き放されようがハイリは負けない。黒禰曰く、嫌いって言っても猪みたいに突っ込んでいくので。そんなハイリに黒禰が絆されていく過程がとても丁寧だった。「アンタのこと嫌い」から「一緒にいるのも悪くない」って黒禰に思わせる流れが一筋縄じゃいかなかったらこそ、説得力がある。

晩歌のことですべて諦めていた黒禰が、もう同じような犠牲者は出したくないと奮い立つ。今までつらく当たったことを謝って、事件の真相が知りたいってハイリに願ってくれる。そこでやっとアンタからハイリ呼びになってドカンドカン心臓に爆発起きた。ここでハイリが黒禰を好きだと自覚するところも良~~~んだよ!!!(ド興奮)

黒禰の笑顔が大変貴重なのでわたしだけに向けてほしいってハイリのきもちもわかるオブわかる・・・

 

でもハイリと黒禰の前である女の子がガラス化とし死んでしまったことがきっかけで、縮まった距離がまた開いてしまう。

黒禰は大切な人を失うことをひどく恐れていたし、最初に拒絶したのもぜんぶ臆病な自分を守るためだった。閉じていた心に土足でずかずか入り込んできたハイリがいつの間にか石ころのような存在から大切な存在に変わっていて、そんな彼女を守るために二度と会わないと決めた。生きていれば、またいつか会えると思ったから。

でも、ハイリは違う。こんな状況だって、命かけたって、諦めずに黒禰に会いに行く。黒禰は突き放しはするけど、心の底から拒絶するすことなんて出来なくなっていた。ハイリは黒禰に面と向かって嫌いだと言われたらもう二度と来ない、と言うけど 黒禰に至ってはもう嘘でも彼女を「嫌い」と言うことが出来なくなってしまっていた。

「何でそんなに強いんだよ…」

聴こえないくらいの声で言うんだけど、黒禰は自分にもっていない強さをハイリに感じて、そこに惹かれているんだなって思ったらめちゃくちゃ納得したしクロハイ理想のかっぷりんぐで息がとまった。

黒禰が7年前の晩歌の傷を受けて涙を流すんだけど、それはハイリのための涙じゃないから複雑なきもちだった。攻略キャラが泣くのはヒロインのためだけでいい。大前提として7年も引きずった相手に敵うわけないやん複雑~~~とショックを受けますが一応そこら辺は乙女ゲームなのでなんとか消化される。

ここから本音。もうわたしはクロハイしか愛せなくなっていたので、黒禰に過去の女とかいらんねん!!(語弊ある)まだ友達とかだったら良かった・・・一応ここまで引きずってるから男だと違和感あるのかな。でも、ニュアンス的に特別だと想ってたしそうなりたい気持ちもなかったわけじゃないって言ってるので、地雷な人は地雷かも。わたしも元カノ引きずる系は地雷なので、、、すこし意味合い違いますが。

話を戻します。

ハイリにガラス化の兆候が見られたけど、黒禰に相談できるはずがなかった。もちろん、兄にも。兄、妹が死んだら後追いしてしまいそうなくらいで・・・愛されてるな~とおもう。

後々黒禰にもバレるけど、取り乱すかとおもったら意外と冷静だった。それは、ハイリを救い出す覚悟が決まっていたから。絶対に死なせないという確固たる意志に泣いた。成長したよね:;(∩´﹏`∩);:

黒幕、わかっていたけどやっぱり立ち位置的に黒禰の傷を抉るよな。サイコパスなので一生こいつの気持ちはわからんけど、彼を許すか許さないかで幸か不幸に転落します。

純愛EDは、"許す"。

ここで黒幕を殺すことで黒禰に一生を後悔という傷を残すと思ったハイリは黒禰を止める。黒幕は黒禰に殺されたかったようだけど、法によって裁かれることになるので気持ち的にはすっきりする。ただ、ハイリのガラス化やら呪いやらがラブパワーですべて解決しちゃったのはよくわからなかったのですが、初回推奨だしクロハイかわいいので・・・わたしも許した。

哀哭EDは、"許さない"。

黒禰は黒幕を許さずに殺してしまう。それから、ゆっくり壊れていく。呪いはよくわからずに解けたけど、ハイリのガラス化は止まらない。黒禰はハイリが居なくなってしまうことを極端に恐れて依存する。例え好きな男でもここまでされたら無理なレベルの依存。しかもその際に過去の女の名前出されて比べられるの地獄か? そのせいでハイリも同じように壊れてしまう、、、ガラス化が進行する中でガラスになったら自分を砕いて一生身に着けていてって歪んだ愛の形見せつけられてゾクリとした。どんなにひん曲がっても、愛がそこに在った。

 

予想以上にクロハイが理想のかぷ萌えを序盤から巻き起こしたためこれを超えるかぷ萌えがあるかはわからないけど、みんながやばいと言うエラを楽しみにとっておきます!最後まで推しがわからないのが乙女ゲームの楽しいところだよね?!

 

おわり